リネンの生地の糸番手について

「糸番手」この言葉を聞いたことはありますか?
生地の森をご利用いただいている方には、お馴染みの言葉かもしれません。
ここでは リネン生地通販 生地の森が、リネンの生地の糸番手と厚みについて触れていきたいと思います。

(更新日:2023年5月18日)

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【目次】

  • 1.リネンの生地の糸番手について
    1-1.リネンの糸番手とは
    1-2.リネン生地の糸番手の付け方
  • 2.リネン生地の糸番手と厚みについて

リネン生地の糸番手とは

1.リネンの生地の糸番手について

1-1.リネンの糸番手とは

生地は、糸を織ることで一枚の生地と作り上げております。そして、この生地を織る際に使用する糸には、様々な種類の糸が存在し様々な太さがあります。
「糸番手」とは、この糸の太さを表す番号を指します。

リネンの糸番手・・・「麻番手」
綿の糸番手・・・「綿番手」と云います。

このように、素材ごとでも番手の言い方や付け方は異なるのですが、ここではあえてリネン生地、リネンの糸番手にフォーカスさせていただきます。
リネンの糸番手とは、リネンの糸の太さを表す番号のことです。 

1-2.リネン生地の糸番手の付け方

では、リネンの糸番手はどうやってこの糸番手の番号を付けているかというと、一定の重さの材料から、どのくらいの長さの糸が作られるかで決まります。

リネンの糸番手「麻番手」の場合

・1ポンド(453g)の材料から、300ヤード(274m)の長さの糸が作られる。
 →これを1番手といいます。

また、
・1ポンド(453g)の材料から、300ヤード(274m)×2の長さの糸が作られる。
 →これを2番手。

さらに、
・1ポンド(453g)の材料から、300ヤード(274m)×3の長さの糸が作られる。
 →これを3番手。

粘土で例えると分かりやすいかと思いますが、同じ重さの粘土から紐を作るとすると、長く伸ばせば伸ばすほど、自然と紐は細くなりますよね。そのため糸番手は数字が大きくなるにつれ、細い糸を表し、数字が小さくなるにつれ、太い糸を表します。
生地の森のリネン生地には、商品詳細に「糸番手」を表記していますので、生地選びの参考にしていただけたらと思います。

2.リネン生地の糸番手と厚みについて

リネンの糸番手でポピュラーなのが、25番手、40番手、60番手、というあたりです。
では、糸番手の数字が小さくて太い糸の生地は厚く、数字が大きくて細い糸の生地は薄くなるかと言いますと、確かに糸番手は生地の厚みに関係します。しかし厳密に生地の厚みというのは、糸番手の同じ太さの糸を使っていても、織りの組織が違ったり、織っている糸の本数が違ったり、また生地の加工方法が違ったりすることで異なります。
リネン生地を選ぶときに、糸番手は一つの目安としてご理解いただけますと幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。
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