生地の森の「洗いこまれたコットンキャンバス」は、20/2の綿糸を使い、日本国内で織られ、
生地の森の地元繊維の街浜松の染職人が1反1反手作業で仕上げております。

地合がしっかりした丈夫な厚みの平織タイプのキャンバス生地を、
天然素材本来の凹凸のある表面感を活かすべく、染色加工前のシルケット加工（※）をせずに、
手間と時間をかけながら少量ずつゆっくりと染める
「Rudeback® Half（リュードバックハーフ）」加工を施しており、
生地表面には微細なシワ感や無作為な染めムラ感など、味わいのある表情があり、
しっかりとした中にもふっくらとした柔らかな風合いに仕上がっております。

※シルケット加工・・・染色加工における染色の浸透率や定着率が安定させるための薬剤処理。
生地表面の凸凹が均され、表面を平らに滑らかにすることにより、
スピーディーに効率よく均一に染めるための下処理のこと。

さらに「洗いこまれたコットンキャンバス」の最大の特長は、
「上品かつ繊細な色落ち加工」が施されていることが特徴です。
色落ちといってもハードに色が落ちるのと違い、長年使い込むごとにゆっくり時間をかけながら
次第にアタリや擦れなどによりエイジング（経年変化）の趣きを楽しめる生地となっております。

使い込むごとに肌に馴染んで、自分好みの味わいに変えていく、
他の生地では味わうことが出来ない、
生地の森オリジナルの「洗いこまれたコットンキャンバス」。

キナリはあえて生地面に天然の綿カスを残し、味のあるナチュラル感を表現しています。

生地幅は有効幅で約108cmから110cm程度、小ロットの染色加工のため、
製造ロットにより若干の色や風合いの差異が生じる場合もございますが、
天然素材の持ち味としてご理解いただければと思います。

中肉厚でしっかりとした「洗いこまれたコットンキャンバス」は、ジャケットやパンツ、スカートなど
ファッションアイテムやバックや袋小物と、季節を問わず幅広くお使いいただけます。
ぜひ身近なものにお使いください。