綿糸の性質を活かした自然な風合い 長年使い続けてあなた好みのヴィンテージな風合いへと経年変化
【 コットン 綿 綾織り 無地 厚地 】 カツラギヴィンテージ

古服な風合い(ヴィンテージ)の可能性経年変化はどんな生地でも出るものではありません。
「カツラギヴィンテージ」のヴィンテージには、使い手自らが日々使い続けて育てていくことで、未来のヴィンテージを実現させる意図が込められております。

昔ながらの染色技術から生まれる自然な風合い「カツラギヴィンテージ」は、綿の太番手糸の打ち込みのある厚地の織物を、遠州地方で古くから受け継がれてきたバッチ染織人の高い技術によって、天然素材の自然な風合いを損なわないように、手間と時間をかけて仕上げていきます。
デニムに例えると、約11オンスぐらいのしっかりとした厚みと重みがあります。

綿本来の自然でぬくもりのある素朴な味わい一般の生地は、均一に染めムラが一切出ないように薬剤処理(シルケット加工)を行い、効率よく綺麗に仕上げていきますが、下処理をすると糸が痩せて本来の自然な風合いは出せません。
「カツラギヴィンテージ」は、シルケット加工をせず、糸の芯までじっくりと染料を染み込ませることで、綿の糸質の本来の柔らかさが引き立ち、肉厚でしっかりとしたハリコシの中にも柔らかさのある自然でぬくもりのある素朴な風合いに仕上がります。

芯までじっくり染み込ませた発色からヴィンテージが生まれる「カツラギヴィンテージ」は、シルケット加工をせず、綿の素材の持ち味を活かし、時間をかけて太い糸の芯までじっくりと染料を染み込ませて発色よく仕上げ、綿本来の糸質をしっかり出すことで、未来のヴィンテージの味を出すことが出来るのです。

ヴィンテージ古着を彷彿とさせる、ノスタルジックなカラーリング 全5色　「カツラギヴィンテージ」は、ゆっくりとした時間を紡ぐ、ノスタルジックな世界を意識して、モダンな雰囲気のヴィンテージ古着をイメージして色を付けました。
糸の芯までしっかりと染まった発色の良い硬さのある生地は、濃い色ほどアタリや擦れのコントラストも出やすく、味わい深く表面変化へと向かっていきます。

職人たちの技術で一つ一つを丁寧に作り上げます生地の森の生地は、素材の風合い作りや面(ツラ)の出し方、染色の技術において、地元浜松の地で、天然繊維を熟知した職人の熟練された技術と勘によって生み出されます。

ヴィンテージ加工生地の森のヴィンテージ加工は、ヴィンテージ風なムラ感や風合いを後加工で仕上げるのではなく、天然素材の自然な風合いを損なわないように、生地(生機(キバタ))に余分な付加を与えず、非連続的な手作業の工程で、反応染料によるコールドバッチ染色で、丸一晩ゆっくり時間をかけ反応させながら染め上げていきます。
温度や湿度に影響されやすく染め時間もかかり、色合わせが難しい染色方法をあえて行うことで、太番手の厚手の生地を自然な風合いに発色良く仕上げます。

※バイオ加工やワッシャー加工などヴィンテージ風なシワやムラなどの後加工とは異なります。

加工上の特性について加工の特性上、製造ロットによる色ブレが生じます。

織組織についてこちらの生地は左綾になります。

あなた好みのヴィンテージな風合いへと経年変化経年変化はどんな生地でも出るものではありません。
「カツラギヴィンテージ」のヴィンテージの製法だから成せる特長です。使い続けるごとに自分のクセが徐々に刻まれ、服と共に紡ぐ時間が、あなただけのヴィンテージスタイルへと変化を迎えていきます。

硬さのある発色の良い生地からスタートし、初めは目に見えるほどの変化は出ませんが、ぜひ時間をかけながら育ててお使いください。