国内紡績ラミーリネンの希少なトップ糸の混紡糸を使用
霜降り調の独特な表情のリネン生地
【 生地 布 無地 ツイル ビエラ 】 綾織りラミーリネントップビエラ

糸色と織り感の奥行きのある自然な風合い 「綾織りラミーリネントップビエラ」は、タテ糸にベルギー産フラックス原料の良質な40番手のリネン糸、ヨコ糸に25番手のラミーリネントップ糸の混紡糸を使い、遠州地方で綾織り(ビエラ)した生地を、浜松の染職人により素材の持ち味を最大限に活かし、糸色と織り感の奥行きのある自然な風合い仕上げたリネン生地です。

国内紡績ラミーリネンの希少なトップ糸の混紡糸 ラミーリネンとは、ラミー（苧麻）とリネン（亜麻）の2種類の原料がブレンドされた日本の高い紡績技術によって作られた混紡糸。
その中でもラミーリネンのトップ糸は、糸にする前工程のわたの段階で染色し混合させながら糸に仕上げた濃淡のある霜降り状の糸で、紡績の工程に手間がかかるため、大変貴重な糸になります。

霜降り調の独特な表情のリネン生地 「綾織りラミーリネントップビエラ」に使われているトップ糸の糸の中にはいろいろな色が混ざり合っており、織りあげることで霜降りのような独特な表情が生み出されます。

ふっくら程よい肉厚のとろみの良い風合い 「綾織りラミーリネントップビエラ」は、生地になるべく負担をかけない加工方法で、天然素材の持ち味を活かした無作為なシワ感が自然な表情を引き出し、ふっくらと柔らかくとろみの良い風合いがエレガントな中肉厚のリネン生地です。

単色の無地よりも奥行のある色合い 品良く調和するベージュとグレーの全2色。タテ糸のキナリが基調となり、ヨコ糸にベージュ杢とグレー杢それぞれの杢のムラ感のある糸を織り合わせることにより、単色の無地よりも奥行のある表情を出しております。

職人たちの技術で一つ一つを丁寧に作り上げます。 生地の森の生地は、素材の風合い作りや面(ツラ)の出し方、染色の技術において、地元浜松の地で、天然繊維を熟知した職人の熟練された技術と勘によって生み出されます。

ナチュラルダイド加工 ナチュラルダイドは、生機(キバタ)の状態からダイレクトに染色していく方法で、生地には晒や薬剤処理といったストレスをかけず、一昼夜染料を反応させていきながら染め上げていきます。
天候や湿度、温度に応じて加減を考えながら、じっくりと手間暇と時間をかけて、素材本来の持ち味を最大限に引き出し、曖昧な凹凸やにじみ、濃淡の繊細な面(ツラ)を出し、自然で素朴な風合いの生地に仕上げます。

加工上の特性 上記画像のような凹凸やキズ、スジや耳シワ、染めムラ、糸節、ネップ、カミナリシワ、表面の揺らぎ、凹凸や傷等がそのまま現れております。
不良箇所にはなりませんので、素材の特性、加工の特性による自然な風合いとしてご理解ください。
尚、色の濃淡によっても、シワやムラの表情は均一ではありません。

品の良さとフォーマルな印象をもたらす素材感 「綾織りラミーリネントップビエラ」は、素材の味を引き立たせた奥行きのある表情豊かな風合いで、シンプルなデザインでも素材映えし、上品でモダンなイメージを漂わせますので、フォーマル感のある装いにもおすすめなリネン生地です。
ぜひ洗練されたおしゃれにお使いください。