目次
リネンや麻生地の水通しやお洗濯について、お取り扱い方法やちょっとしたポイントなど、皆さまからの疑問やお悩みにもお答えしながらご紹介いたします。普段何気なくやってしまう方法で、うっかりミスを招かないように、ぜひご参考にしてください。
目次
水通しとは
お仕立て前に行う下処理で、水洗いが可能が素材(コットン生地やリネン生地など)に行なわれる地直しの事です。
一般に販売されている生地の多くは水通しをしなくてもすぐに使えるよう加工処理がされております。
そのままでも使えますが、天然繊維は縮みやすい性質をもっているので、
洗濯の際の縮みにより歪み、型崩れを起こす場合があります。
市販のものは生地をそのまま裁断しているので、普通に洗うと歪んだり縮んで
シワシワになったりするのはそれが原因かと思われます。
せっかく手作りしてお仕立するのなら、すこしでもそれを避けたいものです。
その為にも、裁断前に水通しし、織りのゆがみなどを直しながら生地を整えることをおすすめします。
手づくりした思入れのあるリネン製品、大切なものなら丁寧に扱ってずっと長持ちさせたいですよね。
そこで家庭での洗濯方法やお手入れについてご紹介します。
衣類のお手入れも生地のお手入れも一緒ですのでおさらいしましょう。
久しぶりに使おうとすると、畳んでしまいこんでシワシワなんてことはありませんか。
また、なかなか使えずに大切にしまっていたら、畳んだ表の折り目が色褪せていたなんてことも。
そんながっかりを繰り返さなために押さえておきたいポイントをご紹介します。
リネン生地は素材の特性を理解し、ちょっとひと手間のお手入れで、自然な風合いを楽しめます。
ぜひ、思い入れのある大事な製品を長く大切ににお使いください。