撮影現場での様子や、佐藤かなさんとの生地談義など、今回の同行させていただいた
貴重な体験を生地の森スタッフが記事にまとめました。ぜひご覧下さい。
(2017年4月20日発売リンネル6月号の撮影です)
今回、撮影に訪れたのは東京某所。白い壁、あたたかな光、緑のある素敵な空間。現場に居たのは全員女性で、とても和やか。撮影は終始、穏やかなムードで行われました。撮影小物もひとつひとつがとってもおしゃれ。女性ならではの細やかな配慮もしてくださり、リンネルの撮影現場はあたたかな空気の漂うすてきな現場でした。
佐藤かなさん、リンネル編集部の方々、ライターさん、カメラマンさん、生地の森スタッフで生地についてお話をしました。かなさんは「布フェチ」で、小さなハギレも捨てられないのだそう。気になると、ついつい生地を買ってしまうというかなさんは、“布山”が出来てしまうという。この布山にはスタッフも、ハンドメイド経験者のライターさんも共感。たくさんのハギレは、おばあちゃんになったら、パッチワークに利用しようかな?と考えているそう。スタイリストとして、たくさんの生地を見て、触れてきた佐藤かなさんだからこそ、生地について感じることがたくさんあるのだそう。こだわりや、生地を好きな気持が伝わってきました。
生地やハンドメイドのお話をしていた中で、「いかにも“手作り”っぽくならない為にどうしてる?」というハンドメイドをしている方ならば誰しも悩みのタネであるこのお話になりました。
そこでかなさんから出た答えは「良い生地を使うこと、選ぶこと。」でした。そして「このお店だったら安心。」という生地屋を見つけることも重要との意見も。自分の作ったものを人に「それ、どこで買ったの?」と言われたら成功。その為にも良い生地を使う。同じパターンの服でも生地が良いと印象が変わる。
「作るものは生地で決まる。」それは「生地のチカラ」だとかなさんは言います。そして、自分の作った作品を褒められることで次にも繋がる。これは生地の作り手である私たち生地の森スタッフにとっても大切なことで、皆様に喜んでいただけることが、生地の森の「次へ」と繋がります。ハンドメイドと生地、それぞれの作り手にとって大切なことが、なんだか分かった気がしました。
また、かなさんから「生地の森の生地を見ていると楽しい。作品のイメージが湧き、わくわく楽しい気持ちになる。」との嬉しいお言葉もいただきました。生地の森はこれからも皆様に幸せな気持ちと素敵な生地をお届け出来るよう、スタッフ一同全力で取り組んでまいります。
これからも、生地の森をどうぞ宜しくお願い致します。