MAGAZINE生地の森スタッフが、おすすめ商品や
生地にまつわるコラムなどをご紹介致します。
日に日に気温が高くなってきていますね。
ここ最近、お客様より夏のアイテムに向いた生地についてのお問い合わせをいただきます。
「夏に着れるブラウスを作りたいけれど、どの生地がおすすめかしら?」
「あまり裁縫が得意ではないので縫いやすい生地を紹介してくれませんか?」
「この生地とあの生地では、どちらが涼しいですか?」
などなど。
そこで、Q&A方式でご質問にお答えしていきたいと思います。
目次
80番手や60番手の細い糸で織った生地がおすすめです。
この2種類は、織りの密度の違いがあり、IN50330に比べ、IN50476は若干織り密度が高いので、張り感がやや強く、透け感もやや少ないです。あとは、加工方法も違うので、生地の風合いも微妙に違い、IN50476は表面がざらっとした感じで、IN50330は滑らかです。なお、IN50651も60番手の生地ですが、こちらはラミーが含まれますので、ベルギーリネンよりシャリ感が強く、清涼感があります。
ワイドパンツのデザインにもよりますが、初夏くらいでしたら40番手あたりの生地、本格的に暑くなってきたら50〜60番手くらいが過ごしやすくおすすめです。ただし、オフホワイトなどの薄めカラーは透けやすく、裏地を付けるかペチパンツ等の着用をおすすめします。
下記ページで、白い生地の透け感やおすすめ生地をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
リネンは使い込むほどに吸水性も上がっていきますが、使い込むのにも時間がかかりますよね。当店では、タオルとしてすぐお使いいただけるリネンのワッフル生地をおすすめしています。
リネンワッフル厚み別
いかがでしたでしょうか?
今回は、比較的縫製のしやすい生地を中心にご紹介させていただきました。
少しでも生地選びの参考になりましたら幸いです。